独自ドメインを取得することの重要性
独自ドメインとは、インターネット上ホームページを公開する上での住所・場所の事です。 商用でホームページを公開することは、極めて重要とされていますが、それはなぜでしょう?
一般的には下記のポイントがあげられます。
1. | URL(ホームページアドレス)が短く覚えやすくなる。 | ![]() |
独自ドメインは、一般的なプロバイダから無料で借りることが出来るアドレス(パートドメ イン)やサブドメインと比べて文字数が少なく、覚えやすいものとなります。 (参考)ドメインの種類 パートドメイン:http://www.ploviderdomain.jp/~useraddress/ サブドメイン:http://useraddress.ploviderdomain.jp/ 独自ドメイン:http://useraddress.jp/ |
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2. | 独自ドメイン=固有の住所なのでイメージが良い。 | |
最近では、独自ドメインが珍しくないので、こういった効果は以前より薄いともいえます が、それでも比較的所在が明確な感覚があるので、ネット上で商売を行う上では信用力があるといえます。 | ||
3. | インターネットの接続環境(プロパイダ)を変更しても影響がない | |
プロバイダでメールアドレスや無料ホームページスペースを借り ていた場合、プロバイダが変更になると全てが変更となってしまいます。商用サイトとなれば、電話番号や住所が変わってしまうのと同意です。 | ||
4. | レンタルサーバー業者を変更しても影響が無い | |
レンタルサーバー業者が用意するサブドメインでホームページを 公開していた場合、サーバー業者を変更すると、そのホームページアドレスを継続して利用することが出来ません。 |
このように独自ドメインを取得することには数多くのメリットがありますが、特に重要なのは「4.レンタルサーバー業者を変更しても影響が無い」ということ です。これはインターネット上でビジネスを行っている方には極めて重要なポイントです。
もし、レンタルサーバー業者の用意するサブドメインを利用していた場合にサーバー業者が突然廃業・倒産してしまい、何 の準備も無いまま突然サーバーが利用できなくなってしまった場合どうなってしまうのでしょう?
検索エンジンの登録も全て白紙に戻ってしまうわけですから、失ったアクセスを取り戻すには数ヶ月の時間を要することと なり、大打撃を受けることは必至といえるでしょう。
その点、独自ドメインであれば新しいサーバーを手配しドメインのネームサーバーを変更すれば、最短数時間でホームペー ジを復旧させることが出来ますし、同じドメインなわけですから、検索エンジンからのアクセスも通常通りです。
特にある程度トラフィックを稼げるドメインはある種財産です。レンタルサーバーの契約時に無料で取得したドメインで あったとしても、多少コストをかけても「お名前.com」などのドメイン管理サービスに移管して利用者側で登録変更が行える環境を整えておくことが重要と なります。